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一番頑張ったと言っても過言ではない背景(レース)がややうるさい上になんかシミにしか見えません。これはごめんなさい。本当にごめんなさい。
一部アナログどころか全てアナログになりました←
なんか思いの他上手く行ったんですが。・・・あれ? あれれれ?
宿題の総ページ数を数えてみる。
・・・300ページを軽くぶっちぎ・・・・・・っ・・・・・・?
・・・とりあえず後残ってる奴は古文作文現国作文英語冊子読解美術・・・
多いのか少ないのか。
「兎梅はどーよ」
「順調みたいだよ」
「重畳やの」
白蓮の実妹・千霜兎梅が生まれてから4年。
更には、白蓮が千霜家を出てからも4年。
今でも(流石に頻繁には無理だが)ちまちま世話や稽古をつけに来ているのは、その後悔の表れだろうか、と崎城冬威は思う。
「今度はいつくる予定?」
「夏休み中は無理。絶対無理。9月になれば少しは落ち着くかもしれない」
「・・・9月2日、誕生日だよね。兎梅ちゃんの」
「あ」
黙考の気配は電話の向こう側から。どうやら本気で失念していたらしい。
「・・・・・・わかった。行くわ」
「別に強制はしてないからね」
「姉様に誕生日祝ってもらったとき、嬉しかったし」
冬威は心底驚いた。
表面上は家出だ。だが追い詰めてそうさせた(要は間接的に追い出した)のは実姉・千霜綾蒲。うすうす感づいているだろうに、まだそんなことが思えるのかと。胸中にはまだ、複雑な思いが渦巻いていることだろう。
「・・・ねえ」
「うん?」
彼は一瞬と言わず数瞬躊躇った。これを訊いていいものか・・・。早く言ってくれ、と急かす白蓮の声で、ようやく決心をする。
「もし君と同じように、家出をしたら?」
「銀誓館に来いと言うさ」
「・・・家族側を止めは、しないの?」
「それぐらいは耐えられないと能力者なんぞ務まらん。俺自身まだやけど、もう少しやしな」
彼はふと彼女の姉の教育方針を思い出した。
ひたすら割って、強くする。飴のない徹底的なスパルタ。
あの人のスタイルが乗り移ったのか――皮肉だな。
「小さい子には飴も要るよ」
「使い方なんぞ知らん」
・・・そういえばこういう子だったなぁ。
純粋培養の武人として育てられた白蓮に、そんなものは不要だったのだ。だから家族は教えなかった。
(千霜家の人間は強い。確かに・・・強い。だがそれでいいのか?)
どうやら自分が飴になる必要がありそうだ――苦笑を1つ。
「いつか敵対するときが来れば、俺はあいつを敵として見よう」
「いいの? 身内でしょ?」
「敵は敵や」
ある意味平等だ。
冬威は千霜家の人間が、兎梅が小さい子だからといって自分を「お姉ちゃん」呼ばわりしたり、稽古でも手加減するのを見たことがない。幾度も叩き伏せ、容赦なく骨を折る。あくまで一人の人間・・・育て上げるべき戦士と見るのが千霜家。そこは白蓮も例外ではない。
好ましくもあり、誇らしくもあり、疎ましくもあり。
「今から救おうとは思わないんだね」
「あれでよかったということも、嫌だったということもある。でも全て、糧」
結局は感謝しているということか。更に言葉は流れる。
「もし兎梅に根性があるならば、それを見届けるまで。礎が出来たときに、俺が奪おうと思う」
「利用するだけして捨てるんだねぇ」
「嫌な言い方すんなーお前」
「だってそうじゃーん」
まあでもそやなぁと向こうから笑い声。
「あーそういえば、この前さ――」
まだまだ、話は尽きない。
追記にメイド白蓮。
メイドですよメイドなんですよ。
亨輔さん申し訳ないです、ゴスロリ化に加え髪の毛も挫折・・・!
これからまたトーン貼り始めますしこしこと。
ちなみに背景がカットした空なのは偶然です。
うわーフリルもレースも全開じゃないのかこれー。
もちろん。メイド服をピンクにするのは流石に気が引けたのでね、ならばヒラヒラフリフリにするしかあるまい!
えー
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(カテゴリ・美術室報告のところに載っているイラストの数々は、株式会社トミーウォーカーの運営する【シルバーレイン】の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
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